たたき洗いで汚れを落とすドラム式
従来の縦型洗濯機は、円柱になっている洗濯槽に衣類を入れて使用する家電製品です。
水の遠心力と衣類同士が当たることを利用し、衣類に付着したしつこい汚れを除去します。
ドラム式の洗濯機は、衣類を横から入れて洗浄を行います。
ドラム式の場合には洗濯槽が斜めになっている、または横の状態で回転するのが大きな特徴です。
その際に衣類は上に上がって落ち、この動作を終始繰り返していきます。
落ちる動きによってたたき洗いをしており、強い洗浄効果をもたらしてくれます。
ドラム式洗濯機はいろんなメーカーから販売されていますが、いずれもスタイリッシュでおしゃれなデザインが魅力です。
またサイズも様々あるので、家庭の人数にピッタリ合うタイプを見つけることができます。
水道代の節約につながる点が嬉しい
ドラム式洗濯機はたたき洗いを行いますが、縦型のように衣類を全て水に浸ける必要がありません。
そのため、縦型に比べてより少ない量で使用することができます。
水量を比較してみると、ドラム式に比べて縦型の方が2倍程度の水を使用します。
水量が少ないので、毎月の水道代を確実に低く抑えることが可能です。
またドラム式の洗濯機には乾燥機能がついており、ヒートポンプ式とも言われています。
ヒートポンプ式では、エアコンの除湿のような状態で乾燥を行います。
熱風で乾燥するよりもはるかに生地に対して優しいので、衣類を傷めることなく乾燥をしたい方にとって安心できるアイテムと言えます。
無駄なく製品を選ぶことが重要
ドラム式乾燥機は数多く販売されているので、購入しようと思った時に迷ってしまうかもしれません。
自分にとって最適なタイプを選択するためには、あらかじめ2つの点について理解しておくことが大切です。
まずドラム式乾燥機はそれぞれサイズが異なっており、家族の人数によってサイズを決めていきます。
一人暮らしの場合には、6キロから7キロのタイプが適していると言われています。
二人暮らしの場合には8キロから10キロ、さらに4人以上の場合は11キロ以上が最適です。
また製品によって便利な機能がついており、その中で特に便利な機能が付いているタイプを選ぶと安心です。
忙しい方にとって便利なのが、自動おそうじ機能です。
また衣類を洗っている時に音が大きいとストレスを感じる、そんな方はモーター音が静かなタイプを選択しましょう。
洗濯機のメンテナンスは欠かさず行う
ドラム式洗濯機の性能を常に高い状態に保つためには、洗濯槽のメンテナンスを定期的に行うようにしましょう。
洗濯槽が汚れてしまうと、服の汚れが落ちにくくなってしまうからでです。
自動おそうじ機能があらかじめついているタイプであっても、長く使用していると洗濯槽の内側に黒カビが発生してしまいます。
一般的にはメンテナンスの頻度は、月に1回と言われています。
洗濯槽クリーナーがドラッグストアなどで販売されているので、購入してみましょう。