毎日使うものだからお手入れはこまめにしたい
シーツや枕カバーはこまめに洗濯していつも清潔にしているけれど、マットレスには意外と無頓着という人は多いものです。
マットレスはシーツや毛布、枕などの寝具と同様に毎日使うものですので、こまめにお手入れをするのが理想的です。
私たちは、寝ている間に毎晩コップ一杯の汗をかくといわれていますので、マットレスを適宜お手入れしないと湿気がこもってしまうことにもなりかねません。
マットレスに湿気がこもるとカビやダニが繁殖してしまうことがあり、大変不衛生ですので気をつけましょう。
マットレスは皮脂などで汚れてしまうこともありますので、きちんとしたお手入れをしていつも清潔に保つことも大切です。
マットレスのお手入れの方法
夜、眠っていた間にこもった湿気をそのままにしておくとマットレスに汚れがたまっていきますので、朝起きたら掛け布団を足元までめくっておき、湿気を蒸発させる習慣をつけたいものです。
些細なことですが、毎日実践することによってマットレスに湿気がこもってしまうのを防ぐことができます。
さらにお天気の良い日であれば、寝室の窓を開けて風を通しましょう。
こうすることによって、マットレスをいつも気持ちの良い状態に保つことができます。
マットレスの上に敷いてるシーツは、頻度的には週に1〜2回洗濯したいものです。
マットレス下側にも湿気が溜まりますので、2〜3週間に1度はマットレスを起こし壁に立てかけてから、しっかり乾燥させるのが理想的です。
表面に掃除機をかける頻度は月に1回ほどで、髪の毛やダニの死骸など、表面の汚れをしっかり吸い取るようにしましょう。
6月の梅雨時など、部屋の中の湿度自体が高い場合、放っておくだけで乾燥させるのは難しいですから、布団乾燥機を使用するのがおすすめです。
部屋を暗くするとダニがマットレスの表面に出てきますので、カーテンをひいて部屋を暗くしておいた状態で1時間ほど待ったタイミングで布団乾燥機のスイッチを入れると効果的です。
布団乾燥機をかけ終わったら、マットレスの表面に掃除機をかけましょう。
マットレスの縫い目にはダニの死骸や汚れが溜まりやすいので、特に念入りに掃除機をかけるようにします。
カビやシミの除去方法
マットレスにカビが生えているのに気づいたら、塩素系洗剤は避け、消毒用エタノールを使うといいでしょう。
カビが生えている場所にエタノールをスプレーして、1時間放置しておきます。
その後、固く絞ったタオルでマットレスの表面を拭くことでカビを薄めることができます。
シミを取るためには、中性洗剤を使用します。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯にタオルを浸し、固く絞ります。
タオルでこすってしまうと汚れが大きくなるので、叩くようにしてシミを取り除きます。
何とかタオルを洗ってシミを取り除いたら、濡れている部分をドライヤーで乾かしておきます。