おばあちゃん

おばあちゃんの絵画

突然ですが、私にはまったくといっていいほど芸術的な才能がありません!とりたてて手先が器用なわけでもないし、音感が優れているわけでもありません。美術の授業で絵を描こうものなら、毎回とんでもない怪作を生み出してきました。

そんな芸術的才能が0の私ですが、祖母の遺品として譲り受けた絵画を今でも大事にとってあります。その絵とは、ゴーギャンの複製画。芸術に疎い私でも、「ゴーギャン」がすごい芸術家であることは知っています(笑)

どんな絵なの?

絵画は「タヒチの女たち(浜辺にて)」という作品らしいです。キャンバスに描かれているのは、二人の女性。ハイビスカスのような花飾りを黒髪にさして、鮮やかな色・ゆったりとしたシルエットの服に身を包んでいます。

祖母が生きている頃に小耳にはさんだのですが、これはいわゆる「工芸画」というものだそう。もちろん複製画ではありますが、緻密な技術で再現された作品なので、これ自体にとても価値があるとのことでした。

意外に悩んだ、絵画の飾り場所

祖母から譲り受けたはいいものの、意外に悩んだのが「どこに飾るか」ということ。「せっかくいい絵をもらったんだから、カッコよく飾りたい!インテリアとして活かしたい!」という、私の凝り性な部分がムクムクと顔を出した瞬間です。

絵画をオシャレに飾る方法を調べてみると、以下のような方法がおすすめだそうですよ。

飾る場所を考える

廊下、トイレ、玄関、リビング…絵画を飾る場所の候補はたくさん。迷ったときは、「インテリアの見せ場はどこか?」を考えることが大切です。おすすめなのが、ソファや寝具など、壁に寄せる家具の上。他のインテリアを邪魔せず、かといって溶け込みすぎず、いいエッセンスになってくれるそうです!

目線の高さに合わせて飾る

美術館やギャラリーでは、絵画を飾る高さを人の目線に合わせるといわれています。具体的には、絵の中心となる部分が、床から140~150センチの位置に来るように飾るのがおすすめだそう。飾る高さを変えるだけで、お部屋が一気にギャラリーのような洗練された雰囲気になりますよ。

思い出の品だからこそ

アート的なセンスがないとはいえ、譲り受けた絵画は祖母から譲り受けた大切なものです。絵は描けないけど、せめてカッコよくおしゃれに飾るぐらいなら!と意気込んでいます。いろいろと工夫して飾ったおかげで、少々寂しげだった壁も何となくアートな空間になりましたよ!