水にはこだわりたい

安全だけど臭いが気になる水道水

日本の水道水は安全性が高く、水道法によって水質基準51項目が定められています。
発がん性があると言われているトリハロメタンについては、0.1mg/L以下となっています。

安全性は高い水道水でも、不純物が全て除去されているとは言えません。
集合住宅では、タンクの中に溜まった異物が蛇口から出てくることがあります。
また塩素が含まれているので、独特の臭いが気になってしまいます。

毎日安心して水を飲むためには、浄水器の利用が欠かせません。
浄水器を使用すれば、水に対して不安を抱く心配がありません。

浄水器を使用する利点とは

塩素の臭いを除去する効果も期待できる浄水器は、他にもいろんなメリットが実はあります。
最も大きなメリットは、安全性の高い水を簡単に手に入れられるという点です。
浄水器はいろんなタイプがありますが、いずれも不純物をしっかりと取り除いてくれます。

浄水器を使用せず安全な水を確保するために、ミネラルウォーターを活用している人もいます。
ミネラルウォーターを手に入れるためには、スーパーなどに行って購入しなければなりません。

スーパーなどで購入したくないので、通販サイトを利用して宅配業者に自宅まで運んでもらう人もいます。
面倒な点は排除できますが、ゴミが多く出てしまうという点がデメリットと言えます。
浄水器を使用すれば、ゴミの片付けをする煩わしさから解放されます。

浄水器を使用する際の注意点

安全な水をいつでも確保できる浄水器は、とても魅力的なアイテムと言えます。
しかしいくつか注意したいポイントもあるので、購入したいなと思った方は事前にしっかり理解しておきましょう。

まず、浄水器を設置する場所を確保しなければなりません。
大きなサイズの商品になると、キッチンに新たなスペースを確保する必要があります。

また購入するためには費用が掛かりますし、フィルターを定期的に交換するため維持費もかかってしまいます。
フィルターの交換は一般的に難しくはないので、時間もかからず作業を行うことができます。
ただコストがかかるので、この点は理解しておく必要があります。

いろんなタイプの浄水器が存在している

浄水器と一言で言っても、実際にはいろんなタイプが現在販売されています。
まず、フィルターのタイプがそれぞれの商品で異なっています。

活性炭は汚れを吸着する性質があり、多くの商品に使用されています。
中空糸膜タイプは0.1マイクロメートル以上の不純物や雑菌などを除去することができ、活性炭だけのタイプよりも性能が高いと言われています。
またイオン交換樹脂は、中空糸膜では除去しきれない鉛などを取り除くことが可能です。

浄水器は、取り付け方が商品によって異なっています。
蛇口直結型は、蛇口に直接取り付けるだけの簡単なタイプです。

据え置き型はキッチンに置くタイプで、多くの商品はこのタイプと言えます。
据え置き型を設置するとキッチンの見栄えが悪いという方は、シンク下に設置するビルトインタイプが最適です。