ぐっすり睡眠

寝具で質のよい睡眠を手に入れよう

寝具なんて大体みんな同じ…そう思っていた時期が私にもありました。何の話かというと、寝具と睡眠の質の話です。夏物と冬物で分ければそれでいい…と思っていたのですが、そこからさらにちょっとこだわるだけでもだいぶ目覚めが良くなった気がします。

寝具選びの極意3つ

寝具選びで大切なことを、専門店のスタッフさんから聞いてきたので自分なりにまとめてみました。お店の人からの受け売りなのはご愛敬です!

敷布団はフィット感を重視

柔らかすぎず硬すぎず、フィット感のある敷布団を選びましょう。腰の部分だけ沈んでしまわないか、寝返りが打ちにくくないかを試したうえで選ぶことをおすすめします。曰く、人間の体は腰やお尻の部分だけで40%以上の負荷がかかっているそう。その負荷を上手く分散させられるか否かが、良質な敷布団だといえそうです。

室温に合わせた掛け布団を選ぶ

季節に応じて洋服を衣替えするように、掛け布団も季節や室温に合わせた衣替えをしましょう。室温が25度以上であればタオルケットや毛布を活用するのがおすすめとのことです。20度前後であれば羽毛の掛け布団、15度前後~10度以下には掛け布団にカシミヤの毛布など、掛け布団にプラスαできる寝具を用意するのが理想的です。

自分に合った高さの枕を選ぶ

枕は、首の後ろにできる隙間をきちんと埋められる高さのものを選びましょう。背中に筋肉がついて肩周りがガッシリしている人は高めの枕、細めの女性や子供は低めの枕がおすすめとのことでした。ほかにも、寝たときに目線が下斜め45度程度ぐらいになるのが良い枕だそう。対して、目線がまっすぐ上になっている場合は、枕が低すぎる可能性があるそうですよ。

枕が高すぎると顎が下がり、気道が塞がる原因になります。逆に低すぎると口が開くので、酷いいびきの原因になるそう。ちなみに私は前者の「高すぎる枕」でした。さらにスタッフさんが言うには、枕が高すぎるor低すぎると首の筋肉が凝ってしまい、肩こりや首こりの原因になるんだそう。思い当たる節がとてもあります…。

言われただけでは分かりにくいと思いますし、可能であれば実際に店頭で枕を試すのが一番だと思います。

まとめ

生活の質を担保するのが、睡眠です。「睡眠負債」なんて言葉も聞くようになりましたが、寝具をちょっとこだわって選ぶだけでも睡眠の質はグッと変わると思います。お洋服を選ぶような感覚で寝具を選ぶと、楽しみながら睡眠の質があげられてとても楽しいですよ!